縦書きブログ
- 投稿日 :
- 2008.2.17
- カテゴリ :
- 03_WEB
html上の文章を縦書きに変換されるサービスを見つける。
- 縦書きブログ
- http://www.tategaki.jp/
試験段階とのことで、一般公開はしていない様子。通常webページは横書きであるが、それを何故縦書きにする必要があるのか?その理由というか、このサービスの開発の根本にあるコンセプトは、開発元である株式会社コンテンツ・ファームにそれととれる記載があった。
世界のウェブサイトのほとんどが横書きです。しかし、私たち日本人が毎日読んでいる一般的な新聞は全て縦書き。本や雑誌も、専門誌を除けば横組みは少数派。なぜでしょうか?その理由は簡単なこと。日本語は縦書きの方が読みやすいし理解しやすいからです。
時事も雑学もRSSを取得して情報を得ている身としては、上記の内容に同意はしかねるのだけれども、紙媒体に慣れている人にとっては縦書きのほうが読みやすいというのは当てはまるのかもしれない。
さて、肝心のコンテンツ内容だけれど、webの表示をデフォルトから変換しようとするサービスは、htmlのソースを酷く汚す例が多い、なんて先入観があったので、この縦書きブログを実装しているページのソースを確認してみる。
縦書きに変換された文章の箇所は、html上にきちんと記載されているようだった。CSSを外してみたが、縦書きの部分はそのまま残る。フォントのアンチが効いているのは、glyphgateという別のサービスを利用しているため?印刷対応はIEのみのようで、firefoxの印刷プレビューでは縦書き部分は何も表示されない。ブラウザを限定するのはwebサービスとしては痛いけれど、対応に向けて動いているのかしら。
縦書きとなると、文章量が増えた場合にページは横に長くなっていくのが常だけれど、webブラウザはウインドウサイズから溢れる要素にあわせて縦には伸びるが横には伸びない。CSSで制御すれば横長レイアウトも可能だから、このサービスではbox要素のwidthを行数分のemで広げているのかと思ったらそんな手間はかけておらず、なんとoverflow: scroll;。印刷時に全ての文章が表示されなくなってしまう。せめて自動制御でwidthから溢れる場合は段組を一個増やすなどといった機能は欲しい。マウスホイールを縦に回転させてページが横にスクロールするというのも、感覚として慣れない。
縦書きのメリットをもうちょっと明確に説明されていればサービス自体にも納得がいったのだろうけれど、柔軟性にかけるといった点で、個人的に普及しない気がするなぁ。
COMMENT
エントリー上には色々書きましたが、webブラウザ上での縦書き表示自体どこまでの人たちが求めているものなのか、その数が多いだろうという推測がし難いというのが正直な感想だったりします。求められていなければ、技術的にどんなにすごいことをやっても価値がないわけで・・・
Posted by:コバヤシ | 2008年2月18日 20:33はじめまして
http://www.tategaki.jp/
に「Webにおけるフォントと縦書き表現を実現する」サーバ・システムを提供しているものです。
先ず、当該サイトでは、glyphgateは使用しておりません。(ソースに誤記があるのです。)当システムは、Flash Replacement という基本技術によって実現しております。
ご記載のご意見は全てもっともと感じております。
「縦書き」については、お感じの通り、現(IT)マーケットにおいて縦書き表示自体にニーズがあるという明確な数字がないことは事実です。
コメントありがとうございます。エントリーの内容は私見によるものなので、一webユーザーの意見として捉えて頂けると幸いです。
Posted by:コバヤシ | 2008年3月 2日 09:39TRACKBACK
URL : http://tplh.net/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/648
普及させようという努力が感じられないのが一番のデメリットかもしれませんね。
Posted by:アポロ | 2008年2月17日 13:55なぜ、一般人の利用は受け付けておらず、たかが縦書きにするだけなのに無料でできないのか。
こんなとっつきにくいものに、マニアックな個人ならともかく、企業などが利用価値を見出せるのだろうか?
縦書きなんてものは、既存の無料ブログサービスで、一般人でも簡単にできる。
それ以上のメリットがあり、なおかつ手軽に誰でも利用できるというのならば、普及の見込みのあるのだろうけど……。