たゆ たう - GOOD TIME MUSIC of clammbon -

投稿日 :
2008.1.27
カテゴリ :
05_MUSIC

映画を観に行く。表題がそれ、渋谷パルコパート3の8Fにある小規模のシネマフロアのレイトショーというニッチな上映。3週間限定とのことで、急いで観に行く時間をつくった。それほど人が来ないだろうと見越していたが、実際は満席のようだった。1日1回しか上映しないせいもあるだろうが、クラムボン自体の集客力もあるのだろう。それほどの人気があるとは、憶測が甘かった。ともあれ、上映の数時間前にチケットを購入していたので、無事に見やすい席を確保できた。

ドキュメンタリかと思っていたが、内容はかなりシンプル。07年夏に行われたツアーのはじめからおわりまでを追う内容。個々人のパーソナリティを深く掘り下げているのかと思えばそうでもなく、ライブの模様を臨場感をもって延々と流していくといったもの。ライブの雰囲気をただ味わうといった内容で、映画全体の意味合いを吟味したり深く考えるような必要はまったくなかった。イエローがかったノイズ交じりの映像はクラムボンの柔和な印象を強めていたが、ライブ自体はバンドサウンドごり押しの、CDとはかなり趣きの異なる激しい内容。

僕がクラムボンを真面目に聞きだしたのは3年ほど前のこと。当時勤めていた会社では車で客周りをしていたのだけれど、そのときはカーステでラジオばかりを聴いていた。その時分にJ-waveでヘビーローテで流されていた「バイタルサイン」を聴いたのがきっかけだった。クラムボンの名前自体はCMに使用されていたのを聴いていて知ってはいたが、インパクトが弱かったのでCDを聴くまでには至らなかった。バイタルサインはバンドサウンドの色濃い楽曲で、それまで僕が持っていたこのバンドの印象をひっくり返してしまって。当時の僕はこの楽曲の名前を忘れないようにメモし、googleを頼って当時発売されたばかりのアルバム「てん」を衝動買いしたのだ。

それ以来、彼らの持つ"激しさ"に興味を惹かれて静かに動向を追っていたのだけれど、今回の映画でさらにその印象が強まった。実際にライブに行きたくなる、そんな単純な衝動を覚える。

クラムボンのデビューは1999年だそうだ、これが意外で、もっと以前から楽曲を聴いていたような印象があった。エレカシの「今宵・・・」がヒットしたよりも後じゃないか。こうしていろいろ掘り下げてみると、ライブの印象や彼らの経歴など、知らなかった箇所が多く目に付いて、より興味を惹かれてしまう。そういう意味では、まんまとこの映画に食われてしまった。

実際彼らに対して柔和なイメージだけを持っていて、且つライブバンド系のアーティストが好きな人は、観に行ってみると僕と同じ影響のされ方をするかもしれない。そういう人には、ぜひおすすめしたい映画であった。兎に角、ミトがかっけー!

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