ぽんじろう氏のwebマンガ

投稿日 :
2007.7.08
カテゴリ :
03_WEB

組写真の1枚と1枚の間に空間や時間の繋がりを感じ取れる余裕を生むことが出来る。そういう可能性の施策について何度かここに書き残しているが、マンガのコマ割りもどうやらそれに似ているんじゃないかと最近思う。

マンガは写真とは違ってストーリーが骨格のようなカタチで大なり小なり存在している必要があるから、コマとコマの間に生まれるその時間と空間の繋がり、目には見えないが必ず存在していると想像し得るそれらを、作者自身もより厳密に意識する必要があるだろう。僕はマンガを書かないから実際どうかは知らんけど。

そんな考えを前提にしてみると非常にユニークなマンガがある。やはり以前ここに書いた漫画少年ドグマにも寄稿をしている、ぽんじろう氏のwebマンガだ。ギャグマンガだが、コマとコマの間隔がいわゆる一般的なものに比べて突拍子もない飛躍の仕方をする。「このコマとコマの間に何があったんだ!?」という疑念を持ってしまうくらいの程度だ。

コマの間隔、マンガのストーリーを絵に起こすところ、起こさないところを選択するのは、作者自身の考えや性格によるだろう。だとしたら閲覧者である僕らはこの間を楽しむのが道理だ。そしてその点において個性を発揮しているのがぽんじろう氏のマンガだと思っている。その感覚の持ち方は僕の写真活動において参考にしたいくらいだ。

他にも、同じコマを台詞回しや前後の展開を微妙にずらして何度も使いまわすやり口などユニークな点はいくつもある。見ていてなかなか飽きないので、何度も見てしまう。こういう経験は大人になってからは稀だ。個人的には、『三が日』が非常にお気に入りなのである。他では味わえない類のグダグダ感が漂っていて居心地がいいのである。

ぽんじろうのホームページ Comic PomZ'
http://pomziro.hp.infoseek.co.jp/

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