明日、君がいない
- 投稿日 :
- 2007.5.03
- カテゴリ :
- 06_MOVIE
空中キャンプさんにて紹介されていた映画を観に行った。表題がそれ。
オーストラリアの高校が舞台。午後2時37分、一室で誰かが自殺を図る。誰が、何故自殺を図ったのか、当日の朝から遡ってその顛末をたどっていく。主要人物6人の視点が絡まりながら物語は進展する。
主要人物はそれぞれ悩みや問題を抱えていて、それらを抑えきれず他人にぶちまけるシーンが多々ある。許容しきれないフラストレーションを鋭く、激しいカタチで周囲に放出して、それが連鎖する。物語の展開はそうして徐々に激しさを増していく。この渦巻きのような展開が面白い。思えばこの直情的な、あまりにも無頓着な他人への攻撃は(攻撃者自身が問題を抱えていたとしても)稚拙な印象を覚える。学生特有のものかといえばそうではないだろうけど、そういった未配慮や忍耐力不足が蔓延するのが学校だったなぁと思う。
悲劇は無頓着さの連鎖から派生する。攻撃を受けて生まれたフラストレーションを、攻撃に転換して吐き出す、という行動が取れない性格の人間もいるわけで、そういう人間に行き着いたところで連鎖は止まるんだろう。そういう人間が内に溜め込んで自己解決してオシマイ。せめてフラストレーションをもっと穏やかなカタチで放出できないものか。
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