リンダリンダリンダ
- 投稿日 :
- 2007.3.05
- カテゴリ :
- 06_MOVIE
松々根乱射事件が公開中ということもあってか、映画監督・山下敦弘の名前をしょっちゅう耳にしており、TSUTAYAが旧作半額中であることも手伝って、今まで観ようか観まいか迷っていた「リンダリンダリンダ」を借りた。
見終えて、事前に聞いていた山下監督の評判と少しズレた印象を覚えた。気だるい日常を鋭敏に描き、ダークだがほくそ笑んでしまう演出が特徴と聞いていたが、そういう気配はこの作品にはあまり感じられなかった。
物語の展開については、多少の起伏はあれど特別なことは何も無い。オフィシャルサイトに載っている監督のコメントにはこうある。以下引用。
今回は「ブルーハーツ」「女子高生」「コピーバンド」。
正直、どれにも自分の入る隙は無く、シナリオを書いておきながら物語とキャラクターが自分の中に馴染むことが出来なかった。
(中略)
自分の思う高校生はこれ以上でもないし、これ以下でもないんだよな、と思った。
高校時代。根拠のないプライドと、明け方のテンションだけで通り過ぎていった感覚を、この映画を観て少しでも思い出してもらえたらいいと思う。
監督自身の中でも例外な作品ということだろうか?「明け方のテンションだけで通り過ぎていった感覚」というのは言い得て妙。僕も例外でなく、6年前のことを思い出した。
作品としてはシンプルでとても面白い。ブルーハーツに対してへつらう演出もなく、重苦しいグローバリズムを押し出そうともしない。ペ・ドゥナをはじめ登場人物全員が間抜けに描かれているので良い。
- 「リンダリンダリンダ」OFFCIAL WEBSITE
- http://www.bitters.co.jp/linda/
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