写真の学校 8回目

投稿日 :
2007.3.31
カテゴリ :
01_PHOTOGRAPH

今日は暗室実習の第一回目。渋谷のはずれのマンションの一室に赴いた。講師は以前からうわさで聞いていたとおりかなり癖のある方だったが、覚えることが多いわりに進行がサクサク進むのでよかった。

引き伸ばし機というものにはじめて触れた。引き伸ばし機がどんなものかについては、検索を掛ければすぐに理解できるので省く。引き伸ばし機にネガをセットして映像を印画紙に感光させ、それを現像液、停止液、定着液に浸し、水洗いした後に乾かして終了。暗室というと定着したイメージのある、赤い光に照らされた薄暗い一室で、ドアを開けるときには必ずノックしなきゃならん、みたいなものがあるけどまさにそのとおり。外の光が入ったら印画紙に感光しちゃって真っ黒になっちゃうから当然なんだけど、あまりにイメージどおり過ぎ。作業の概要は以下。

引き伸ばし機の調整
引き伸ばし機にレンズをセットし、印画紙をセットする台板の上でイーゼルマスクを調整する。これで印画紙への感光する範囲を調整することができる。また、ネガキャリアを引き出してネガをセットしておく。ライトを付け、台座に照らされるネガの映像を見て、ピント、フィルタ、ヘッドの高さ、レンズの絞りを調整する。ピントは絞り値F2.8の一番明るい状態で合わせる。撮影時にずれたピントを補正することまでは出来ない。
感光
台板に印画紙をセットし、引き伸ばしタイマーの時間を設定して、感光。光を当てている時間が長いいほど黒が濃く出る。
プリント
感光させた印画紙をいずれも薬品を水で薄めた、現像液、停止液、定着液に順に浸し、水洗いする。それぞれの薬品液は温度を20度程度に保ち、互いに交じり合わないように配慮する。混ざってしまうと薬品が中和され、効果がなくなってしまう。現像液には60秒、停止液には10秒、定着液には30秒、水洗いには2分をそれぞれ要する。水洗いを終えた印画紙はワイパーで水気を切り、スポンジで水分をふき取り、自然乾燥させる。

引き伸ばし機の調整は、photoshopでデジカメの素データをいじるのと似ている。トリミングもするし、明度やコントラストの調整も出来る。暗室作業が楽しいという人の気持ちは、わからないでもなかった。

次回も暗室実習。今度は自分で印画紙を事前に購入し、ひたすらプリントをするとのこと。話を聞いた分では楽しみな内容。

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