webの原稿
- 投稿日 :
- 2007.2.15
- カテゴリ :
web制作にも段取りがある。最近は関連する書籍も多数刊行されているようで、そのやり方が定型化しつつあるようだ。ざっくり言ってしまえば、以下のようになる。
- 企画立案
- 受注
- 設計
- 制作
- 納品
納品後の運用がある場合もあるがそれは省く。工場で作られている産業部品の生産工程とそう変わりはしない。
さて、実践でそれらが生かされるかどうかが重要だが、まだまだ難しいのかもしれない。段取りをひとつづつ消化していくのはドンくさいので、それぞれの工程が平行することもあるがそれはいい。設計をしないままデザインを起こすことが多々ある。よくそれで製品が出来上がるものだと思うが、他人事でなく、制作会社のディレクターとして僕にも責任はあるだろう。
ろくな設計書のないまま制作を行う現場の担当者は苦労しているはず。この設計書をどう作るかというそのノウハウが、クライアントから制作まで、業務に関わるすべての担当者のなかであまり浸透していないんだろう。そういう実感が今僕にはあって、どうすればそれを解決できるのか悩んでいるところだ。
特に今は、webの原稿をどのタイミングで受領するのが正しいのかについて悩んでいる。僕は制作会社に入社して1年経つが、これまでに自分が経験した業務では、制作開始前に原稿が届くということがほとんどなかった。webサイトは文書であり、随分前から流行のXHTML+CSSなんていうのはhtmlを文書として正しく構築するための手段であるから、原稿がないのにそれらが作られるというのは、なんだかおかしな話だ。
「原稿なんかなくてもデザインはできるでしょ?」という意識を持っている人もいるんだろうが、たとえ無理くり進行出来たとしても非効率の極み、コストダウンの余地も無い。原稿がなけりゃ設計も出来ないのが通常のはず。
制作会社のディレクターとして、こういう問題を解決するにはどうすればいいかが今の僕の宿題なんだろう。原稿の制作工程において主導権を握ることが出来ればいいんだけれど、そうするにはクライアントへの確認作業を操作できる環境と、文章を書き起こせる能力を会社として持つためライターを抱えるのが一番手っ取り早い気がする。
でもそれじゃあまるで代理店の仕事みたいだ。制作に楽をさせるためには、代理店に転職しなきゃならんのかしら。そういうひどい結論できょうはおしまい。
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