ユメ十夜を観に行った
- 投稿日 :
- 2007.1.27
- カテゴリ :
- 06_MOVIE
先日偶然ネットで見つけた、映画「ユメ十夜」の情報。
今日から公開とのことだったので、歌舞伎町まで観に行った。
半分以上が空席、まぁそんなものだろう。
タイトルのとおり、十篇のショートストーリーにて構成されるオムニバス。
原作自体かなりほうりっぱなしの展開なので、
映画としてわかりやすく成り立たせるためなのか、
制作者の解釈によってそれぞれ脚色はされているようだった。
第三夜の頭とケツが説明臭かったのは残念だった。
第六夜の2ch語連発は正直白ける。
でも思ってたより良かった話のほうが多い。
第二夜の坊主の最後の言葉はなんだか良い話風になっていた。
第七夜も然り、男を飲み込んだ魚が水面を大きく跳ね上がる描写は、
男の間抜けな描写で終わる原作と比べなんだかポジティブで救われる。
第一夜は逆行する時間の描写が綺麗だったし、
第九夜は夫の死を知らない女の侘しさがひどくよく現れていた。
第十夜は単純に愉快だった。
よくわからなかったままの話も多い。
幼少期に友人を失った記憶を懐古する第四夜は、
漱石の実際の過去から推測したものなんだろうか?
第五夜と第八夜は映画でもまったく置いてけぼりだった。
でもまぁ、原作を知っている人ならやっぱり観ていてニヤリとしてしまうと思うので、
そういう人にとっては見る価値があると思う。
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